28日のミーティングですがイヤー、大変なツーリングでした。ここまですごいとは・・・

当日参加したのは、ナカゾノ副隊長、スエヨシ隊員、フクダ隊員、私イマムラと
今回初参加のカワバタさんの5人でした。
カワバタさんには、南薩探検隊の証であるゼッケンをつけてもらい、本人了解のもと
南薩探検隊の隊員になってもらいました。隊員になったからといって絶対参加しなけ
ればならないというわけではないのですが、ぜひ積極的に参加していただき、県内の
林道の調査やオフロードライダーの人口増加に努めてもらえればと思います。
今年のゼッケンは
NO1 ナカゾノ副隊長 なにやら積載物の多いセロー225(ステッカー多数)
NO2 イマムラ隊員 最近、XRからRMX250に乗り換えご満悦
NO3 スエヨシ隊員 今日のためにプロテクターを用意し新型XR250で挑む
NO5 フクダ隊員 久しぶりのツーリング、腕は衰えずXR250を操る
NO7 カワバタ隊員 レースを思わせるフル装備、青で統一TTR250に乗る

来年は、再び抽選して新しいゼッケンになります。
今回参加できなかったのは、フクシマ隊長とハラグチ隊員、あと初Q加予定だった
タケヤマさんとオータさんです。
今年の予定は終わったので、次は来年です。来年の1月最終の土曜日に新年会
をやるのでぜひ参加してください。

話がそれてしまったので、本題に入ります。
5人仲良くフェリーに乗り垂水港へ到着、ナフコ駐車場で親子の協力で写真を撮って
もらい、オフロード・ライダーズ・ミーティング秋のスタートです。
今日の昼は、高隈山に登って、景色を見ながらおにぎりを食べる予定なので、まず
お店へ、それから2スト(私?)の為にガソリンの給油、そしていざ林道へゆかん。
林道へ向う中、カワバタ隊員の怪しい動きあり。林道が待ちきれないのか、カーブで
リーアウトと同時に足を突き出す仕草、ストレッチなのか?
林道入口で、「登山の人や車に気をつけて」と確認してダートへ突入。私が先頭で
カワバタ隊員の暴走を抑制しつつ、かっ飛ばし、先にすまん峠に着き他の隊員を待つ、
やはり先にきたのはカワバタ隊員、そしてフクダ、スエヨシ、ナカゾノの順でした。
このあとカメラマンに徹した私は、ナカゾノ副隊長のリアルな走行シーンを撮影しつつ
景色を堪能し、途中休憩を入れながら、時にはナックルガードを破損させ、ちょっと
へこみながらも撮影を続けたのでした。
御岳の登山道入口では、鳴之尾牧場が綺麗に見下ろせるので、ここで昼飯にする事に
します。おのおの好きな場所に陣取りおにぎりをぱくついておりましたが、隣りにいた
中年の方がお2人、私たちに話し掛けてきました。この方たち、午前中は霧島に行って
いたとか、話を聞くと、植物の調査をしているとかで、この高隈にも、ここでしか自生
していない植物があって、「ほら、その木もそうですよ」と指差すと、どこにでもあり
そうな木が・・。
そんな話をしながら、バイクの話題になったら、これがなんと、一人の方は現役ガルル
マンでDT200に乗っているそうな。地元の林道や人吉辺りの林道の様子を教えてもらい
終いにはみかんまで貰ってしまったのでした。有り難うございました。
さて、食べるものは入れて、出るものは出して、さあ、出発! ところが、私が先に
行ったのだが、あとについてこない・・、前回の下見のときもここではぐれたけど今回も
なのか? あと戻って、T字路で待っていると、苦笑いしたスエヨシ隊員とその後ろに
フクダ、カワバタの両隊員がくっついていた。
気を取り直し、ここからいよいよガレ場のあるルートに入ります。
しばらく行くと、待ちきれずUターンしてきた副隊長とすれ違い、更に進むと、所々
がけ崩れを整備してある箇所があり、「もしかして、隊長のガレ場も整備されているかも

と思いながら走っていると、ゲートのあるところで休憩している隊員が・・。
ここで副隊長を待ち、ルートの確認の為隊長へ電話して出発。と、その前に、フクダ
隊員のXRにトラブル発生、スロットルが戻らない、というより、戻りが悪い状態だね。
ガレ場で、アクセルが戻らない状態を想像すると、悲惨な光景が目に浮かぶ、おー怖い。
カワバタ隊員の工具を使って直します。組み合わせ自在の工具でした。車載工具より
格段に使いやすいね。
それでは改めて出発、先に行ってカメラを構えて待っていると、カワバタ隊員が通過、
しかし、その後しばらく待っても誰も来ない、カメラを持つ腕がつかれる。
戻ってみると、フクダ隊員のXRを押し掛け中、ごくろうさま。XRのエンジンがかか
らないらしい。メンテ不足に対するXRの報復か?はたまた愛情不足か、キャブから
ひとしずくのガソリンがたれていました。アクセル全開で始動OK!
スエヨシ、私、フクダ、ナカゾノの4人で走っていると、前方にガレ場が出現、その
中に青い、動くものが・・。
カワバタ隊員、早速ガレ場の巨大な岩に張り付いて果敢に挑戦しているではありませ
んか、待ちきれなかったんですね。分かりますその気持ち。
さて、いよいよ本日のメインイベント、隊長の用意したデザートをおいしく頂くとし
ましょうか。
現場で奮闘している様子は、写真から十分伝わってくると思いますが、ここでは写真
に撮れなかった様子を少し書きたいと思います。
カワバタ隊員が登ろうとしている岩の左手に、別のルートを隊長が用意してあったので
みんなそちらへ迂回して登ることにしました。といっても生易しいものではなくて、
みんなして、押したり、引っ張ったり、ロープを用意したり、叫んだり、笑ったり、
怖かったり、少し怪我したり、バイクが傷ついたり、へこんだりしながら少しずつ進んで
いきます。そんな調子で、ガレ場を渡りきるころにはみんな汗だく、汗をかかないのは
私くらいのもんです。何せ、カメラマンなので・・・。ちょうどいい位置にスタンバイ
してからみんなに走ってもらったので、いい写真が撮れてると思うんですがどうですか?
私自身の走ってる様子は、カワバタ隊員に撮ってもらいました。かっこよく撮ってくれ
てありがとね。(このページの背景写真は私です)
ここを走り終えて、振り返り、思いにふける副隊長の表情が印象的でした。
「もう、やり残したことはなにもない。自分で自分をほめてあげたい。」そんな感じ?
このあとしばらく休憩した後、最後のルート地寄林道の10キロを走リます。
途中で少し遊んで、中ほどより先に行くと、わき道に四駆でも難しいようなヒル
クライムがありました。早速チャレンジ、カワバタTTRも登ってきたので、さらに
上へ行こうとしたけど、途中で丸太で滑って「パキーン」の音とともに転倒、レバーガ
ードが何処かへ飛んでなくなっていた。バイクと丸太に挟まれ身動きできずにいる所を
カワバタ隊員に助けられ、変な汗をかきながらバイクを押して下っていくとまた滑って
また助けられ、2度も助けていただいてかたじけない。
その後は何事もなく、県道に出て垂水港へ。
フェリーの中で、次回の活動予定について少し話をした後下船して、各自、今日の思い出
をむねに抱いて、帰路に着きました。
みんなー、おつかれ!

ツーリング報告(イマムラ)

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